2-A18 オノマトペの内言における語形の違いがBCIパフォーマンスに与える影響
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2-A18 オノマトペの内言における語形の違いがBCIパフォーマンスに与える影響
関井 汐織(明治大学),平野 怜旺(明治大学),渡邊 恵太(明治大学)
メンタルタスクベースのブレインコンピュータインターフェース(MT-BCI)は,特定の思考やメンタルイメージを用いて外部機器を制御できる.MT-BCIを制御するために,ユーザトレーニングが重要であり,ユーザは特定の脳波パターンを安定して生成する能力が必要である.我々は以前の研究で,オノマトペを用いた脳波制御訓練手法を提案した.この手法は,発話イメージをオノマトペで表現し,ユーザがこれを内言することで脳波制御を行う.本研究では,オノマトペの内言における語形の違いがBCIパフォーマンスに与える影響を調査した.本稿では,5種類のオノマトペの語形を内言した時の脳波データを計測する実験を行った.その結果,オノマトペの語形がBCIパフォーマンスに影響を与える可能性を示唆した.さらに,各オノマトペの語形において,反復型が最もイメージ想起しやすいことを示した.